【2025】仙台の桜スポット8選を紹介！気軽にお花見できる郊外の名所も

桜の名所が満載な仙台市。本記事では、西公園や錦町公園など、仙台市を代表するお花見スポット6選を紹介します。白石川堤一目千本桜や西行戻しの松公園といった、圧巻の桜並木を見られる仙台市郊外のお花見スポット2選も紹介しますので、ぜひ参考してくださいね。

ライター

Omura Wataru

島根県

島根県出身。元新聞記者、雑誌ライター。現在は行政書士兼フリーライターとして活動しています。20代の時は円高に乗じてよく海外に行っていました。訪れた国はパラオや台湾など7カ国です。旅の魅力を伝えたいと思い、MATCHAのライターになりました。MATCHAのライターとして活動するにあたっては、居住する山陰両県の魅力を伝えられればと考えています。

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仙台市内の桜の名所を紹介！

「杜の都」と呼ばれ、たくさんの緑に囲まれている仙台。そんな仙台には、桜の名所が満載です。それだけに、2025年のお花見シーズンには、観光のついでに仙台で花見しようと考えている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、西公園や錦町公園など、仙台市を代表するお花見スポット6選を紹介します。白石川堤一目千本桜や西行戻しの松公園といった、圧巻の桜並木を見られる仙台市からほど近い郊外のお花見スポットも紹介しますので、ぜひ参考してくださいね。

仙台市内はお見スポットの宝庫

仙台市を代表するお花見スポットは、駅近で、ショッピングなどのついでにお花見が楽しめるスポットもたくさん！

各スポットでのお花見の楽しみ方や見どころについて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

西公園

Photo by Pixta
西公園は仙台市内で最も古い都市公園です。仙台市民に人気のお花見スポットとして知られ、「さくら名所100選」にも選ばれことがあります。

西公園は園内にソメイヨシノやエドヒガン、ヤマザクラなど約200本のさまざまな種類の桜が植樹され、華やかなピンクの景色が広がります。

例年、4月上旬から下旬にかけて見ごろを迎え、お花見イベントの会場として大にぎわいのスポットです。2025年は桜開花次第、順次園内に屋台の出展、ライトアップが開始予定と発表されています。気象庁の情報によると、2025年の仙台の開花予想日は4月8日なので、公園の花見情報を発信している公式SNSもチェックしながら、お花見の予定を立ててみてはいかがでしょうか。

なお、見ごろの時期には多国籍の屋台が立ち並び、自由席も設置。日没から22時まで提灯でライトアップされ、夜桜も堪能できます。

西公園

〒980-0823 宮城県仙台市青葉区桜ケ岡公園3

桜の名所であり、秋には紅葉も楽しめる。

榴岡公園

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榴岡(つつじがおか)公園は、1695年に仙台藩四代藩主・伊建綱村公が生母の冥福を祈り釈迦堂を建立し、京都から取り寄せたシダレザクラなど1,000本を植えたことに始まる、由緒ある公園。1989年に日本の都市公園100選に選ばれています。

榴岡公園は公園ができた由縁のとおり、仙台屈指の桜の名所です。花見シーズンになると、シダレザクラやソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヒガンザクラ、ギョイコウなど、早咲きから遅咲きまで14種約350本の桜が咲き誇ります。

夜間ライトアップはありませんが、例年、桜まつり(お花見)が3月下旬から5月上旬にかけて開催。この期間中は、多彩なイベントが行われるとともに、明かりがついた提灯や露店などが並び、多くの人でにぎわいます。2025年は3月27日〜5月6日までが花見期間となり、一部日程ではライブパフォーマンスや仙台すずめ踊り、お花見プロレスなどのイベントが開催されます。イベント詳細は、公式HPでご確認ください！

榴岡公園

〒983-0842 宮城県仙台市宮城野区五輪1

榴岡公園は、仙台藩四代藩主綱村公が生母三沢初子（政岡）の冥福を祈る釈迦堂を建て、1,000本の桜の苗木を植え、「四民遊覧」の地としたことが始まり。時を経て、戦後にも大規模な植樹が行われ、今ではシダレザクラのほかにソメイヨシノやヤマザクラなど約350本の桜が咲かせています。「日本の都市公園100選」や国指定名勝「おくのほそ道の風景地」の1つ。

オレンジイン仙台東

森重旅館

相鉄フレッサイン仙台

錦町公園

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錦町公園は、仙台市青葉区に位置する公園。芝生広場を囲むようにコヒガンザクラが植えられています。

コヒガンザクラは少し小ぶりで濃い目のピンク色。一般的なソメイヨシノよりも1週間ほど早く開花するため、仙台の桜前線の口火を切って3月下旬よりお花見が楽しめます。お花見する前は公園の近くにある仙台三越の地下街で、お弁当をテイクアウトして立ち寄るのもおすすめです。

錦町公園

〒980-0014 宮城県仙台市青葉区本町2-21

都心のオアシス。イベントの開催場所としても多く利用される。桜や新緑、芝生の広場が子ども連れにも人気のスポット。

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杜のホテル仙台

青葉山公園(仙台城跡)

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仙台城址に位置する青葉山公園は、仙台市博物館や五色沼周辺を中心にソメイヨシノをはじめとした約480本が植えられています。

見ごろを迎える4月には、広瀬川側から桜越しに望む大手門脇櫓や、長沼の一面に浮かぶ花いかだなど、情緒あふれる景観を楽しめます。また、公園から宮城県仙台第二高等学校方面へ抜ける桜並木は「桜の小径」と形容されるほど、見事な装いに変わります。

仙台城跡

〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内

仙台城跡は宮城県仙台市に位置し、伊達政宗が17世紀に築いた城の遺跡です。現在は一部の石垣や櫓が残っており、周囲の環境も美しいです。展望台からは仙台市の壮大な景色を楽しむことができます。春には桜が咲き誇り、多くの観光客が訪れます。

旅館つかさ

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ホテルリブマックス仙台広瀬通

定義如来西方寺

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大倉ダムから5キロメートル先にある定義如来西方寺は、平家落人の里として知られるお寺です。地元の人々からは「じょうぎさん」と呼ばれています。平家の落人・平貞能（たいらのさだよし）を祀る登録有形文化財の御廟や、安徳天皇の遺品を埋葬したとされる天皇塚などが有名で、ご利益を求めて多くの参拝客が訪れるお寺です。

そんな西方寺は桜の名所としても有名。たとえば、五重塔周辺は五重塔をバックに可憐に咲く桜を観覧できます。美しい庭園に咲く桜と五重塔のコントラストには西方寺ならでは風情を感じさせてくれるでしょう。

また、お寺のすぐ近くでは「三角油揚げ」や「味噌おにぎり」、「揚げ饅頭」など名物グルメが販売されています。それらの名物グルメを片手に、花見をするのもおすすめです。

定義如来西方寺

〒989-3213 宮城県仙台市青葉区大倉上下1

　平家落人の里として知られる西方寺は、定義如来と呼ばれる寺院。平氏が1185年の壇ノ浦の戦いで敗れた後この場所に隠れ住んだ平家の重臣・平貞能が、平定義に改名したことが寺院の由来とされ、1706年に創建されました。　西方寺は縁結びや子宝、安全祈願にご利益があるとされ、ご祈祷を受けながら願掛けをするが習わし。特に安徳天皇の遺品を埋葬したとされる天皇塚は縁結びの効能があると有名で、一種のパワースポットとなっています。このほか、境内には、登録有形文化財の山門や鐘楼堂、御廟「貞能堂」、手水舎、御守授所のほか、五重塔や大本堂などがあります。　

三神峯公園

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三神峯公園は仙台市の青葉山丘陵地に広がる風致公園です。芝生の広場を囲むように、ソメイヨシノや八重桜など、48種750本が植えられ、桜の名所として知られています。

三神峯公園の桜は、早咲きや遅咲きなど、満開になる時期が異なる桜が混在。そのため、濃いピンクや薄紅、白など、色彩豊かな桜景色が4月上旬から5月上旬にかけて楽しめます。

また、「さくら祭り」と呼ばれる催しが例年開催され、売店の営業やオリジナル商品の販売、ゴザの無料貸し出しなどが実施。売店で購入した食べ物や飲み物を片手に花見を楽しむとよいでしょう。2025年の開催情報は未発表のため、最新情報はイベント主催団体の公式HPをご確認ください。

三神峯公園

〒982-0826 宮城県仙台市太白区三神峯１丁目

圧巻の景色を観たいならこちらもおすすめ

宮城県内には、仙台市以外にも桜の名所が点在しています。

仙台市から少し遠いですが、圧巻の景色が見たい場合は、次に紹介する「白石川一目千本桜」と「西行戻しの松公園」も訪れてみてください。

白石川一目千本桜

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白石川一目千本桜は、荘厳な蔵王連峰を背景に白石川堤に咲き乱れる、ソメイヨシノを中心とした桜並木です。日本さくらの会選定による「さくら名所100選」に選ばれています。

一目千本桜は桜の開花時期を迎えると、残雪が残る蔵王連峰と絢爛に咲き誇る1,200本の桜並木が清流の白石川に映り、絶景に変貌します。見どころは、日中に見える荘厳な桜並木だけでありません。2025年4月1日〜4月13日開催予定の「おおがわら桜まつり」の開催中はライトアップも行われ、夜桜も楽しむことができます。

白石川堤一目千本桜

〒989-1606 宮城県柴田郡柴田町船岡１２

東北有数の桜の名所「白石川堤一目千本桜」は約1,000 本の桜が「船岡城址公園」と「しばた千桜橋」を結びます。また、船岡城跡公園と合わせて約2,500本の桜は、宮城県内で唯一｢さくら名所100選｣に選ばれています。

西行戻しの松公園

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西行戻しの松公園は、西行法師が諸国行脚の折理、松の大木の下で出会った童子と禅問答をして敗れ、松島行きを諦めたとされる由来の地です。園内にはソメイヨシノをはじめとした約260本の桜が植えられており、お花見シーズンには湾内をゆく遊覧船や島々をバックに桜を眺められます。

西行戻しの松公園は公園内に標高差があり、場所によって見える風景が変わります。場所によって見える風景が変わることを踏まえ、お気に入りのスポットを探すのも、同公園での花見の見どころの1つです。

西行戻しの松公園

〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島字犬田2

　西行戻しの松公園は、松島湾を一望できる高台です。名前のとおり、西行法師が諸国行脚の折り、牧童との禅問答に敗れ、松島行きを諦めたと伝えられる地でもあります。　西行戻しの松公園の一帯は260本余の桜の名所で、お花見シーズンには、展望台から桜と松島湾の景色が一体となった、他に類をみない花見を味わえます。